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研究の目的

日本消化器内視鏡学会(以下、本学会)では、消化器内視鏡に関連した偶発症を1983年から5年毎に全国的に調査し、これまでに5回の発表を行ってきました。5回目の調査は2003年から2007年まで行われ、その結果は2010年に消化器内視鏡学会誌に公表されています。
この研究では消化器内視鏡に関連した偶発症についての全国調査を継続して行うため、2008年から2012年の5年間に生じた偶発症を今回新たに調査するものです。

対象・方法

1）対象：
2008年から2012年の期間に本学会指導施設において実施された消化器内視鏡検査・治療のすべてです。

2）方法：
本研究は後ろ向きの観察研究として実施されます。2008年から2012年の5年間に実施された消化器内視鏡検査・治療の全件数および発生した偶発症件数を調べます。さらに、偶発症が発生した症例については、別のケースカードに施設名、年齢、性、偶発症の詳細について記載しますが、個人を特定する情報（名前、ID、住所など）は記載しません。ケースカードは研究責任医師が厳重に管理して、施設外には個人情報の持ち出しは行いません 。
なお、本調査に関する苦情等については、「問い合わせ先」もしくは受診された診療科までお申し出ください。また、個人情報の開示や訂正等を要求される場合には、受診された診療科までお申し出ください。 それによる不利益は生じません。

実施組織名

日本消化器内視鏡学会医療安全委員会

責任者名：
研究代表者　加藤　元嗣
北海道大学光学医療診療部　部長・診療教授
日本消化器内視鏡学会医療安全委員会　担当理事
TEL：011-716-1161

問い合わせ先

日本消化器内視鏡学会事務局
事務連絡責任者：丹羽
TEL：03-3525-4670