呼吸リハビリテーションチームの立ち上げ
「歩くと息がつらい・・・」「階段を上がるとしんどい・・・」
このような症状を診察の際に訴えられる患者さまがいらっしゃいます。
高齢化とともに慢性呼吸器疾患、特にCOPDの診断を受ける患者さまは、年々増加しています。
慢性呼吸器疾患の患者さまが地元で安心した生活を送れるよう、より質の高い呼吸リハを提供したいという目標を掲げ、各部署のスタッフが集まり、伊勢丘内科クリニックの高尾院長ご指導のもと、平成24年呼吸リハビリテーションチームを立ち上げました。
質の高い呼吸リハビリテーション(以下呼吸リハ)を提供するために、院内全員が実践できる呼吸リハパスを作成し、リハビリテーションを実施しています。
さらにこの呼吸リハを地域の医療機関や介護施設にも普及させる活動もすすめています。
呼吸リハビリテーションチーム
呼吸リハビリ 資料とパスについて
患者さま用の資料は、高齢者でも理解しやすいように「易しい言葉でわかりやすく」「より具体的に」「より専門的に」を心がけて作成しています。
パスによる教育入院の際に、スタッフが患者さまに寄り添って指導することで、経験の浅いスタッフでも自然に専門知識を習得できるようになります。
患者さま用資料は以下のPDFよりダウンロードできます。
パスによる教育入院の際に、スタッフが患者さまに寄り添って指導することで、経験の浅いスタッフでも自然に専門知識を習得できるようになります。
患者さま用資料は以下のPDFよりダウンロードできます。
呼吸リハオープンカンファレンス開催のお知らせ
専門的知識や技術を近隣医療機関職員にも共有することで、患者さまの掘り起し・質の高い医療の提供につなげていくため、2ヶ月毎(奇数月 第3木曜日)にオープンカンファレンスを実施しています。
次回オープンカンファレンスの予定
開 催 日 | 内容(予定) | |||||||
第13回 | 平成28年2月18日(木)18:00~19:00 | 勉強会:「当院の肺炎患者の傾向」 演 習 :「スクイージングをマスターしよう」 |
参加費無料
事前申し込みが必要です。下記のPDFをご確認のうえ、施設ごとに取りまとめてFAXにてお申し込みください。個人での参加も可能です。
事前申し込みが必要です。下記のPDFをご確認のうえ、施設ごとに取りまとめてFAXにてお申し込みください。個人での参加も可能です。
過去のオープンカンファレンス
日付 | 内容 | 担当 | |
第1回 | 平成25年5月16日(木) | 勉強会:呼吸リハビリテーションの意義と実践 演 習:呼吸介助、スクイージング |
看護師 作業療法士 |
第2回 | 平成25年7月18日(木) | 演 習:呼吸介助、スクイージング 演 習:在宅酸素療法中の日常生活動作 |
看護師 理学療法士 |
第3回 | 平成25年9月19日(木) | 勉強会:在宅NPPV療法のABC 演 習:NPPVを安全に使ってみよう |
看護師 臨床工学技士 |
第4回 | 平成25年11月21日(木) | 勉強会:薬物療法、ワクチン接種 勉強会:薬物療法、ワクチン接種 |
薬剤師 全員 |
第5回 | 平成26年1月16日(木) | 勉強会:薬物療法、ワクチン接種 演 習:息切れを起こす動作 |
作業療法士 |
第6回 | 平成26年1月16日(木) | 勉強会:運動の重要性 演 習:呼吸体操 |
理学療法士 全員 |
第7回 | 平成26年5月15日(木) | 勉強会:効果的な排痰方法 演 習:ハフィング |
看護師 作業療法士 |
第8回 | 平成26年7月18日(金) | 勉強会:在宅酸素療法について 演 習:在宅酸素の器械を実際に操作してみよう |
看護師 臨床工学技士 |
第9回 | 平成26年9月18日(木) | 勉強会:「NPPVのABC」 演 習:「NPPVを安全に使ってみよう」 |
看護師 臨床工学技士 |
第10回 | 平成26年11月20日(木) | 勉強会:「薬物療法と予防接種」 演習:「吸入薬の正しい指導方法」 |
看護師 臨床工学技士 |
第11回 | 平成27年1月22日(木) | 勉強会:「効果的な喀痰吸引」 演習:「吸引を体験してみよう」 |
看護師 臨床工学技士 |
第12回 | 平成27年3月19日(木) | 勉強会:「運動の重要性」 演習:「呼吸体操」 |
理学療法士 全員 |
呼吸リハビリテーションについてのお問い合わせは、看護師 﨑谷までお願いします。
電話 0866-62-1133(井原市民病院代表)
電話 0866-62-1133(井原市民病院代表)