*消化器(胃・大腸・その他)疾患
悪性腫瘍を中心とした手術・化学療法による治療を施行しております。手術においては胃癌、大腸癌手術を中心に、化学療法においては分子標的治療剤を併用した化学療法に力を入れております。
胃癌、大腸癌など悪性疾患の腹腔鏡手術に関しましては適応を十分に検討して施行しており、まずは腹腔鏡ありきという考え方には決してならないように十分に注意しております。
良性疾患では潰瘍穿孔・虫垂炎・腹膜炎・腸閉塞などの救急疾患、胆石症、ヘルニアなどの待機手術を施行しております。
2012年以降の当科における主な手術の後、ご自宅に戻られるまでの平均的な入院期間は胃切除:16日、大腸切除:12日、胆石症:5日、鼠径ヘルニア:4日 でした。
食道・肝臓・胆嚢・膵臓・肺の悪性腫瘍などの手術に関しましては上述のようにほとんどのケースでいわゆるHigh Volume Centerと言われる多くの症例の経験がある施設に紹介させて頂いております。もちろん術後の経過観察、化学療法のための通院治療は当科でも可能です。
*乳腺疾患
乳がんの早期発見、診断に努めております。手術に関しましては術前術後の化学療法、内分泌療法、放射線治療を含めて岡山大学の専門医と相談し決定しており、月に2回専門医による外来診療を行っています。
【当科の考え方】
自分にも患者さんにも正直に、至誠に悖ることのない医療ができればと思います。
条例と言うものが法律の中で初めて有効であるように、現行の国内標準治療(ガイドライン)を遵守してその中で地域性に応じた当科の特長を出して行きたいと思っております。
午後の診察は 13:00~
氏名 |
役職 |
資格【専門医・認定医】 |
略歴 |
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前田徹也 |
院長 |
日本外科学会外科専門医 日本消化器外科学会認定医 日本病院会病院総合医 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィー読影医師 岡山大学病院卒後臨床研修医指導医養成講習会修了 |
昭和58年卒業 鳥取大学 |
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小林和也
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消化器外科医長兼外科医長
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日本外科学会 認定医・専門医 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了医 |
平成7年卒業 琉球大学 |
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杉生久実
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消化器外科医長 |
日本外科学会 外科専門医 日本消化器外科学会 消化器外科専門医 消化器がん外科治療認定医 |
平成15年卒業 岡山大学 |
氏名 |
役職 |
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松岡順治 |
非常勤医師 (岡山大学院 緩和支持医療科) |
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原藤和泉 |
非常勤医師 |
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枝園和彦 |
非常勤医師(岡山大学) |
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田村太志
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非常勤医師(川崎医科大学付属病院) |
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近藤喜太 |
非常勤医師(岡山大学) |
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實金悠 |
非常勤医師(岡山大学) |
平成23年1月1日より、多数の学会・専門医制度が連携し、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上、治療成績の改善を目指すプロジェクト『一般社団法人 National Clinical Database』(以下、NCD)の外科手術・治療情報データベース事業が開始されます。
当院は、このNCDデータベース事業に参加し、より良い医療の提供に貢献したいと考えております。
なお、詳細につきましては、下記PDF・ホームページをご参照ください。